2017年08月08日
イメージ画像: Photo by Sass Peress Some Rights Reserved.
日本気候リーダーズ・パートナーシップ(Japan-CLP)は2017年4月25日、RE100、EP100、EV100の国際ビジネスイニシアチブを主催する国際非営利組織クライメイト・グループとパートナーシップを締結したと発表した。同グループは気候変動に焦点を当て2004年に設立され、世界で約80の大企業や州・都市政府がメンバーとなっている。
RE100は事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業が参加する。EP100は事業のエネルギー効率を倍増させることを目標に掲げる企業が参加する。EV100は急速に成長する輸送部門の問題を電化によって解決することを目指すもので2017年末に発足予定。
Japan-CLPは、上記イニシアチブがパリ協定合意の、世界の平均気温上昇を2℃未満より十分低く抑えるという目標に整合した、企業の取り組み(再エネ、省エネ、モビリティの脱炭素化)の促進・支援を目指すものと考え、日本において同グループの代わりに、これらイニシアチブへの意欲的な企業の参加支援を目指す。
また、脱炭素経営および脱炭素ビジネスに関するワーキンググループを発足させ、RE100、EP100、EV100等とも関連した企業の脱炭素需要を把握すると共に、ビジネスソリューションを提供するための検討も進める予定で、パートナーシップ締結によるシナジーの創出を見込んでいる。