企業・CSR

2017年01月03日

 

時価総額上位日本企業のCSRレポート、約4割がSDGsに言及

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図:SDGsに言及している企業Copyright 株式会社クレアン All Rights Reserved.

日本企業のSDGsへの取り組みに関する調査によると、株価時価総額上位100社のうち38社が、CSRレポートや統合報告書でSDGsに関する開示を行っている。世界の状況については、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)が加盟企業を対象に調査を行っており、SDGsに言及している企業は約30%(50社/163社)。

SDGsへの言及の内容で最も多いのは、「トップなどの課題認識表明」で38社中27社。「重要課題・方針への組み込み」との回答が17社あり、およそ半数がSDGsをCSRの戦略に組み込んでいる。また、新プロジェクトを立ち上げるなど、一歩進んだ活動を始めている企業もある。

図:SDGsへの言及の内容
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業界別の言及状況を見ると、商社、電気機器、食品といったグローバル展開が求められる企業で、言及している割合が高い。一方で、サービス、小売、鉄道・バスなどの国内中心の業界では、言及する企業の割合が低くなっている。

本調査は、株式会社クレアンが行ったもので、調査対象は2016年9月30日時点での日本の株価時価総額上位100社。2016年10月20日時点で発行されている、2015年度のCSR報告書またはそれに準じる調査書、統合報告書に集約されている企業は統合報告書を調査した。

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