企業・CSR

2015年12月25日

 

富士ゼロックス ミャンマー・タイで児童の教育格差是正のため教材提供プロジェクトを開始

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オフィス機器・サービス大手の富士ゼロックスは2015年、ミャンマーとタイで、児童の教育格差是正への支援を目的とした教材提供プロジェクトを開始した。本プロジェクトは、富士ゼロックスが全体を統括、教材コンテンツを無償提供するパートナーと、印刷費用などを支援するフィナンシャルスポンサーを募り、各国ニーズに合った教材を作成する。作成した教材は、必要な部数を必要な時に出力できる同社のプロダクションプリンターで印刷、現地NGO等を通じて十分な教育の機会に恵まれない児童へ提供する。

ミャンマーでは学研ホールディングスが算数ドリルのコンテンツを提供、富士ゼロックス現地顧客の支援で出力をおこない、6月にヤンゴン近郊の児童110名に配布する形で開始。同国では2023年までに16,000冊・4,000人の児童への支援を目指す。

8月にはタイで活動を開始。タイ王室マハ王女後援のもとで児童育成支援を行うNGO CCF(Community Children Fund Foundation)の協力を得て配布先の特定や教材制作をおこない、富士ゼロックスタイの顧客が印刷費を支援した。配布当日は同社及び協力企業のボランティアによる使い方説明やバンド演奏・遊具のペンキ塗りなど、笑顔に満ちた楽しいセレモニーとなった。

2014年6月に同活動を開始したフィリピンでも、活用状況のモニタリングに加え、新規児童および学習を修了した児童への次の教材提供など、活動を継続・拡大している。

同社は、今後もより多くの企業やNGO等と連携し、各者の強みを活かしながら活動を広げ、2023年までにアジア・パシフィック地域で10万人の児童への学習支援を目指す。

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〈参考〉
活動紹介ビデオ(フィリピン・ミャンマー)
https://youtu.be/DBMnjpMu1vw

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