企業・CSR

2015年09月14日

 

自然エネルギーで作ったビールの製造数が80億本を突破

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写真:自然エネルギーで作ったビール
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アサヒビールは2015年6月4日、自然エネルギーによる電力で製造した「アサヒスーパードライ」の製造本数が80億本を突破したと発表しました。アサヒビールは、食品業界では初めて、製品の自社製造時に使用する電力にグリーン電力を導入しています。今回は、節電・蓄電・発電の最新ニュースを発信しているスマートジャパンの記事から、アサヒビールの取り組みについてご紹介します。

アサヒビールでは2009年4月に「日本自然エネルギー」と、年間4000万kWhの風力発電とバイオマス発電によるグリーン電力の使用に関する契約を締結。主力製品である「アサヒスーパードライ」の350ミリリットル缶およびギフトセットの製造電力に、このグリーン電力を活用し「グリーン・エネルギー・マーク」を取得している。

グリーン・エネルギー・マークとは、2008年5月に「グリーンエネルギー認証センター」が制定したマークで、製品の製造時に使用する電力をグリーン電力で賄ったことを示すものだ。

グリーン電力は、太陽光や風力、バイオマスや地熱など自然エネルギーで発電された電気のこと。CO2を排出しないことによる地球温暖化の防止や枯渇しないエネルギーであるといった価値を併せ持っている。アサヒビールでは今回、このグリーン電力で製造した「アサヒスーパードライ」の製造本数が、80億本を突破したことを発表した。

この取り組みで活用した累計グリーン電力量は、食品業界として最大規模の約1.3億kWhであり、CO2削減貢献量は累計で約6万トンになるという(2009年5月~2014年12月)。これは、一般家庭の約1万1000世帯分の年間CO2排出量に相当する。

アサヒビールはこの他、博多工場や名古屋工場に太陽光発電設備を導入し、自社内での自然エネルギーの活用を進めており、再生可能エネルギーの活用に積極的な取り組みを見せている。

出典:スマートジャパン

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