エネルギー・地球温暖化

2014年01月11日

 

温暖化影響への備えを考えていない人が半数以上 みずほ情報総研調査

Keywords:  地球温暖化  企業(非製造業) 

 

みずほ情報総研が2013年8月6日~8日に実施した「地球温暖化影響に関するインターネットアンケート」の結果、地球温暖化やその影響は既に起きている問題として認識している人が多いが、多くが温暖化影響に対する備えを十分に検討できていない状態であることがわかった。

回答者の92%は「地球温暖化が起きているのは科学的な事実である」と考えており、回答者の73%は、地球温暖化の影響が「既に現れている」と考えている。温暖化の影響として最も不安に感じるものとして、「ゲリラ豪雨」「海面上昇」「農作物への影響」が上位に挙がった。これらの影響への「備え」については「まったく考えていない」「どちらかといえば考えていない」が61%だった。

地球温暖化の影響に関して、「情報が十分に提供されている」と感じている人は3割以下で、9割近い人が温暖化影響に関する情報をもっと知りたいと考えている。温暖化の影響について見聞きすることが多い媒体は、「テレビ」「新聞」「インターネット」で、信頼感を得ているのは「研究者」や「気象予報士・天気キャスター」からの情報だった。

また、IPCC第5次評価報告書(AR5)の公表について知っていたのは7%だった。調査は全国の成人男女を対象に行われ、有効回答者数は1085人。

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