3R・廃棄物

2013年06月23日

 

大学の放置自転車を再生 レンタサイクルで活用

Keywords:  3R・廃棄物  NGO・市民 

 

JFS/University Students Recycle Abandoned Bikes into Rental Bikes
Copyright チャリさがさいせい


佐賀大学の学生を中心に2009年9月から活動を行っている任意団体「チャリさがさいせい」は2012年12月、全国大学生環境活動コンテストでグランプリを獲得した。メンバーは総勢50名。大学構内に放置してある壊れた自転車を回収、再生し、格安でレンタサイクルや販売を行っている。

再生した自転車は481台、修理は748台、移譲は102台、レンタルは284台になる。それまでは大学構内で年間600台廃棄処分されていた。3年間の活動で削減できた新車生産数と廃棄分を見積もると、CO2排出量に換算して約45トン、杉の木3,000本が一年に吸収分するCO2量に匹敵する。

今後は学生が自転車を放置する前に、移譲してもらうことで放置自転車を撲滅し、再生と販売の循環を構築していくことを目標としている。

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