山形県新庄市、再生トレーでつながるリサイクルの輪

山形県新庄市は2004年11月より、福祉施設と製造会社のヨコタ東北と三位一体で食品トレーを焼却することなく再生トレーとして蘇らせる新庄方式リサイクルシステムを本格始動している。

事業に協力するスーパー14店舗に設置された回収ボックスで、各家庭から出るトレーを集め、福祉施設で分別後、同社が無償で貸し付けている機械を用いてペレットを製造する。施設から同社が買い取ったペレットは、表面の特殊フィルムを剥すだけで簡単に回収できる画期的なトレー「Ｐ＆Ｐリ・リパック」に製造される。

家庭から出るごみの約４割がトレー類で占めているため、地球環境保全に及ぼす影響は大きいとしている。