エネルギー・地球温暖化

2011年07月12日

 

南アルプス市 「カーボン・オフセットトマト」を首都圏でテスト販売

Keywords:  地球温暖化  地方自治体  食糧 

 

南アルプス市は2011年2月25日、環境省の「カーボン・オフセットモデル事業」の採択を受けて、「カーボン・オフセットトマト」を首都圏を中心にテスト販売を開始した。

クレジット取扱業者から高知県木質資源活用エネルギー事業で創出されたオフセット・クレジット(J-VER)25トンを購入し、「ハウストマト(ハウス桃太郎)」1個あたりに5キログラムのオフセット・クレジットを付与。環境省基準による「カーボン・オフセット認証ラベル」を添付したトマト5,000個を市場で販売した。

1人あたりの年間CO2排出量「2,070キログラム」を1日あたりに換算すると約5.67キログラム。つまり、カーボン・オフセットトマトを1つ購入することで、1人あたり1日に排出されるCO2の大部分(5キログラム)をオフセットできる。

トマトの栽培でも、ハウスを加温するときに使用する燃料に、重油などの「化石燃料」の代わりに木質ペレット(木質バイオマス)を使用して、CO2の排出を抑制している。

環境省カーボン・オフセットの認証案件を発表(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030324.html

登録日時:2011/07/12 06:00:15 AM

English  

 

参照元

南アルプス市「カーボン・オフセットトマト」への取り組みの経緯
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kurashi/kurasu/kankyou/ondanka-taisaku/carbon_offset_tomato.html
環境省カーボン・オフセットモデル事業
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kurashi/kurasu/kankyou/ondanka-taisaku/files/carbon_offset_tomato.pdf


 

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