エネルギー・地球温暖化

2010年10月03日

 

山形県 森づくり活動で吸収するCO2量を貯金

Keywords:  地球温暖化  NGO・市民  地方自治体 

 

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Photo by Japan for Sustainability


山形県は、2010年6月5日に開催された「やまがた森の感謝祭2010」より、「絆(きずな)の森貯金通帳」制度を開始した。森づくり活動の参加者に通帳を発行し、活動ごとに設定された吸収CO2量を記帳していく。活動成果の実感を高め、継続的に楽しみながら取り組んでもらうのがねらい。

植栽1本で2kg、除伐・間伐や枝打ち10平方メートルで5kgのCO2量が貯まる。通帳には、50kgでテレビ1年分、200kgで冷蔵庫の1年分など、わかりやすい削減目標も掲載しており、50kg、100kgに達すると記念品の進呈、1000kgに達すると「森の達人認定証」の交付が予定されている。

2010年はモデル事業として、毎週土日「源流の森」で森づくり活動を実施(夏休み期間は毎日実施)。参加者からは、次回の活動への期待や、数年後の森の様子を見にきたいという声、森の貯金通帳が活動参加の記念になる、との感想が寄せられている。

山形県 家庭での省エネチャレンジキャンペーンで90トンの二酸化炭素を削減(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024212.html

やまがたみんなで支える森づくり
http://www.pref.yamagata.jp/ou/seikatsukankyo/
050011/yamagatamoridukuri.html

源流の森HP
http://www2.jan.ne.jp/~genryu/

登録日時:2010/10/03 06:00:15 AM

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