エネルギー・地球温暖化

2009年04月25日

 

京都府本庁舎 断熱効果の高いフィルムで省エネ

Keywords:  地球温暖化  地方自治体 

 

JFS/kyoto-gov-office
Copyright 京都府


京都府では2007年11月から8月にかけて、本庁舎の窓ガラスすべてに順次、断熱効果の高いフィルムを貼った結果、夏季はもちろん、冬季の暖房費も低減されたことが明らかになった。冬季の室温は2度程度上がったという。

窓ガラスから入った太陽光エネルギーが窓際で床や壁などの温度を上昇させるのは、主に可視光線と近赤外線とが原因。今回同府が導入した断熱フィルムは住友スリーエム社製のナノフィルムで、透明感を保ったまま紫外線を99%以上、赤外線を92%カットできる。フィルムは非金属膜でできており、携帯電話、テレビ、ラジオ等の通信障害も起こさず、ガラスが飛散しないなどの特徴を持つ。

京都府では、2008年4月施行の京都府地球温暖化対策条例に基づき、府の全ての機関府庁で、2010年度に1990年度比で温室効果ガス10%削減を目指している。2009年3月には府庁本庁舎に40kWの太陽光発電設備を設置するなど、今後も率先してエコオフィスを徹底していきたいとしている。

京都府 地球にやさしい府庁プラン
http://www.pref.kyoto.jp/ftplan/
窓用フィルム マルチレイヤー"ナノ"|住友スリーエム製ガラスフィルム
http://www.decora.jp/environmen/environmen02_07.html

登録日時: 2009/04/25 06:00:15 AM

English  

 


 

このページの先頭へ