2008年04月20日
Keywords: 地球温暖化 企業(非製造業) 政策・制度
Jリーグのプロサッカークラブ、清水エスパルスは2008年1月25日、三井住友銀行と二酸化炭素排出権購入に関する契約を締結した。二酸化炭素排出権の購入は日本プロスポーツ界では初。購入先はアラプセル・インディアヴァイ株式会社の小水力発電プロジェクト(ブラジル/マット・グロッソ州)。同契約は国連認証済みで、排出権は日本政府に譲渡される。
二酸化炭素排出権購入数量は1,800トン。日本平でのホームゲーム開催時に発生する5年分のCO2排出量(電力消費、ゴミ排出、シャトルバスなど)に相当する。5年間の期間設定は、京都議定書の約束期間にも対応している。
同クラブでは、今後の環境への取り組みとして、エスパルス内にエコチームを発足し、日本平スタジアムのエコ化を推進していく考え。紙コップ回収リサイクル推進、MYカップ&MY箸の推奨、エスパルス・エコブックの制作・配布による啓蒙活動、エコチャリティやエコマッチの実施、エコスポンサー制度の導入、本社施設の省エネ化、社有車のエコカーへのスイッチなどを予定している。
http://www.s-pulse.co.jp/news/20071227-545.html
http://www.s-pulse.co.jp/news/20080201-592.html
登録日時: 2008/04/20 11:31:58 PM