3R・廃棄物

2008年03月01日

 

名古屋市緑区でレジ袋有料化スタート

Keywords:  3R・廃棄物  地方自治体 

 

名古屋市は、2010年度までに市内全域でレジ袋有料化を実施することを目指し、2007年10月1日より緑区で「レジ袋有料化促進モデル事業」を開始した。現在、市内では年間10億枚(7,000トン)のレジ袋が使用されており、その60%にあたる年間6億枚(4,200トン)のレジ袋削減を目標としている。

この取り組みは、モデル事業参加事業者と、学識経験者・消費者代表・事業者代表で構成する容器・包装3R推進協議会、および名古屋市の三者で、それぞれの役割を定めた「名古屋市におけるレジ袋削減に向けた取組に関する協定」を締結して進められている。

2007年12月17日現在、「レジ袋有料化促進モデル事業」に参加しているのは、緑区内のスーパーマーケット13社24店舗、生活協同組合1社1店舗、ドラッグストア1社1店舗、輸入食品・雑貨店1社1店舗、衣料品店1社1店舗、クリーニング店1社1店舗の合計18社29店舗。レジ袋の価格は、各店舗ともおおむね5円前後となっている。

モデル事業開始後2カ月間のレジ袋辞退率は、10月の平均が87%、11月の平均は89%に達し、目標の60%を大きく上回った。2カ月間のレジ袋削減量は、推計で423万枚(30トン)。石油に換算すると、200リットルのドラム缶273本分を節約したことになるという。



イオン、全国展開に向け、京都でレジ袋有料化を開始 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1678-j


登録日時: 2008/03/01 03:07:07 AM


 


 

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