2006年07月09日
リコーは、グリーン調達活動の一環として、部品や材料の調達の際、CO2の排出削減を要請する。2008年度より仕入先700社を対象に推進していく予定。
現在同社では、グリーン調達の基盤として、調達先に対し、環境保全に関わる条件として、EMS(ISO14001、リコーガイドライン、EA21等)認証取得、CMS(化学物質管理システム)認証取得を課しているが、CO2の排出削減は、このグリーン調達基盤で実践される具体的な環境負荷削減活動の1つとなる。
リコーグループの事業活動の中で、上流過程、とくに資源部品投入が環境負荷(CO2排出)の全体の約1/2を占める。そのため、同グループでは、部品・材料調達に関し、2005年度よりCO2の算出基準策定、削減ノウハウ蓄積、算出ツールのシステム化等の活動を進めてきた。併せて、仕入先に対しても、これらのノウハウやツールを提供し、環境負荷削減活動を展開してきており、これらの活動の延長線として、今回CO2の排出削減を要請することになった。
http://www.ricoh.co.jp/
登録日時: 2006/07/09 12:14:49 AM
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