3R・廃棄物

2005年01月15日

 

給食牛乳パックのリサイクル 島根県益田市

Keywords:  3R・廃棄物  NGO・市民  地方自治体 

 

島根県益田市教育委員会は、循環型社会の実現を目指す取り組みを、教育現場においても積極的に推進しようと、2004年9月より市内の各小中学校において、給食用牛乳パックのリサイクルを始めた。

市内には小中学校合わせて35校あり、月曜-金曜まで毎日5,100個の200cc入り紙パック牛乳が飲まれている。これまで乳業者が回収し焼却処理していたが、島根県から2004年度より原則回収を行わないとの通知を受け、児童数が200人以上の小学校6校では4年生-6年生が、児童数200人未満の小学校11校と全中学校10校では全学年でリサイクルを実施することとした。2005年度からは全校全学年で実施する予定。

児童・生徒自らが空パックをすすぎ、切り開いて乾燥させる。調理場等でまとめたあと、民間のリサイクル業者で中間処理し、広島県の古紙回収問屋を通じて愛媛県や徳島県の製紙メーカーでトイレットペーパーの原料としてリサイクルされる。

現場では、なぜリサイクルをしなければいけないのか。また、リサイクルしたものはどうなっていくのか等を説明して取り組みをはじめたが、子どもたちは喜んでリサイクルに取り組んでいるという。







登録日時: 2005/01/15 12:24:19 PM

英語記事はこちら

 

 


 

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