2003年07月19日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 交通・モビリティ 企業(非製造業) 省エネ
ミヤマ株式会社は、2003年5月19日エコドライブナビゲーションシステムMHS-01(商用車用)の販売を開始した。ドライバーの運転操作をリアルタイムで解析し、どんな運転をすれば環境への負荷が少なく、燃料の使用を抑えられるかを即時にナビゲーションする世界初のシステム。
同システムは、走行中車両のエンジン性能・道路の状況・車両重量の変化などをリアルタイムに演算。瞬時に最適なエコドライブを割り出し、エコグラフメーター、警告表示、燃費計などを搭載のディスプレイ表示と音声により、わかりやすくナビゲートする。同時に走行データをメモリカードに記録し、運行終了後には専用ソフトウエアによって、運行の分析・評価・データベース化ができる。
同社では、製品化にあたり、過去2年以上かけて約10社の協力を得て実証走行を行った結果、約20-30%の燃費改善率が確認された。
価格は本体・メモリカード・評価ソフトで58万円(Windows版)。同社によれば、初期費用は6ヶ月-1年以内で回収できる(軽油単価を65円、走行距離年間72,000kmの条件で、燃費改善率が30%の場合)。販売を担当する株式会社トーメン、豊田通商株式会社の両社で、初年度5000台、次年度10000台の販売をめざす。
http://www.ecodrive-navigation.com/mhs01/
登録日時: 2003/07/19 10:22:52 AM
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