2002年10月31日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 交通・モビリティ 企業(非製造業) 地球温暖化
東邦ガスは、燃料電池自動車への燃料供給を目的とした都市ガス改質水素ステーションを当社総合技術研究所(愛知県東海市)の敷地内に建設した。
自動車メーカーが年内の発売を表明するなど、燃料電池自動車普及への期待が高まるなか、燃料供給インフラの整備を進める。燃料電池自動車の燃料は、改質器を車に積みガソリンやメタノールなどの燃料から車上で水素を製造する方法と、水素ステーションで都市ガスやガソリンなどから製造した水素を直接車に充填する方法に大別できる。
同社は、2001年2月に都市ガスを原料とする水素製造装置を設置し、水素製造及び貯蔵に関する技術開発にこれまで取り組んできたが、今回、この水素製造装置で製造された水素を高圧化し、燃料電池自動車に供給するための高圧水素充填設備を水素ステーションに設置する。他燃料に対する都市ガスの優位性の検証、エンジニアリング技術の検討並びに安全性の実証を行う予定。
登録日時: 2002/10/31 11:03:18 AM
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