ProjectsJFSのプロジェクト

 

2006年01月28日

 

持続可能な日本のビジョン - 社会

持続可能な社会

多様性が、豊かな社会づくりにあたり、より重要な基礎概念となります。

それぞれの地域コミュニティは、各々の自然環境や風土、伝統、文化を基盤として、一つひとつが異なる、自立した個性豊かな多様な社会システムを構築します。個性ある持続可能性指標がすべての町で作られます。

多様な社会システムの上で、地場産業が健全な発達を遂げ、地域ブランドが数多く立ち上がり、スポーツ振興も含め、コミュニティビジネスが隆盛になります。これが地域の持続可能な経済のひとつの支えとなります。

都市と農村とは乖離した存在ではなく、高度なモビリティシステムやITインフラによって多面的につながり、活発な相互交流により、互いの信頼関係が形成されます。都心部内では自転車がより積極活用されます。

ジェンダーの観点からは、女性がより広範に社会参加します。多様なNPO,NGOが輩出、活躍し、企業や行政、市民の橋渡しをします。伝統・文化が保全され、進化し、次の世代へと引き継がれていきます。こうして様々な社会資本が蓄積され、互いに融合し、新たな知と文化が大きく花開きます。

政治における意思決定や政策立案においては、つねに持続可能性の観点からそれらが多様なステークホルダーによって議論、評価された上で、決定され、プロセスと結果とが情報公開されます。

国際社会において、日本は世界中の人々から信頼される持続可能な平和国家として存在します。アジアの隣人たちとの協力・協調関係を強め、日本型の価値創造モデルや文化・哲学を広く共有し、互いに学び合うことで、日本からアジアへ、世界へ、信頼関係を深めます。日本の特色である先進的な環境技術を活用すると共に、フェアトレードを積極的に推進し、途上国の支援と教育に貢献します。

English  
 

このページの先頭へ