ProjectsJFSのプロジェクト

 

2006年01月28日

 

持続可能な日本を測定する指標 - 環境(Nature)/資源循環・廃棄物

N-3. 1人1日あたりのごみ総排出量

1.現在値
1,111グラム/人日(2002年度)

2.現在の得点
(2050年を100点満点として) 3点
※得点算出法:
(現在値-最低値)/(2050年の目標値-最低値)*100

3.指標の解説
持続可能な社会では、廃棄物の発生が最小限に抑えられ、むだなく資源が循環している。自然界にあるような持続可能な資源循環を実現するためには、大量生産・大量消費・大量リサイクルとしてエネルギー消費を増大するのではなく、まず発生を抑制し、自然が分解できる質量にすることが必要である。
そのためには一人一人のライフスタイルの変革がかぎを握っているため、1人1日当たりのごみ総排出量を指標に選んだ。

4.2050年の目標
411グラム/人日

5.将来あるべき姿
411グラム/人日

6.あるべき姿と目標値の理由
「エコロジカルフットプリント」は、ある地域の人間の生活を支えるのに、どれだけ「生物学的に生産可能な土地・水域」が必要かを面積で表したものである。現在、地球が実際に供給可能な面積は2.18haだが、日本はその2.7倍の5.94haとなる。これは日本人の生活から出る環境負荷を約1/3(正確には1/2.7)にする必要があることを示している。今回は仮説として、この数値を目標値の算出に適用した。

7.出典
環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等について」より

8.一口メモ
全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の総排出量は5,161 万トンで、ここ数年横ばいが続く。

English  
 

このページの先頭へ