ProjectsJFSのプロジェクト

 

2006年01月28日

 

持続可能な日本を測定する指標 - 個人(Wellbeing)/生活満足

W-1. 現在の生活に満足している人の割合

1.現在値
59.8% (2004年)

2.現在の得点
(2050年を100点満点として) 60点
※得点算出法:
(現在値-最低値)/(2050年の目標値-最低値)*100

3.指標の解説
持続可能な社会では、自然環境の許容範囲の中で人類が暮らせるようにするだけでなく、社会のより多くの人が現在より高い質の豊かさを実現すること(最大多数の最大幸福)を目指したい。日本は戦後50年で大変な経済的復興を成し遂げたが、一方で多くの心の豊かさを代償にしてきた。21世紀はひとりひとりが心の豊かさを感じ取れる社会を築きたい。
生活満足度を計測する指標として、内閣府が実施している「国民生活に関する世論調査」の「全体として、現在の生活にどの程度満足しているか」との質問に「満足している」「まあ満足している」と答えた割合をとりあげた。

4.2050年の目標
限りなく100%に近づく

5.将来あるべき姿
限りなく100%に近づく

6.あるべき姿と目標値の理由
実際にすべての人が満足するということは国家レベルではないかもしれないが、ここでは「最大多数の最大幸福」の理念に沿い、限りなく100%に近いということをあるべき姿にした。
目標値も同様である。

7.出典
内閣府「国民生活に関する世論調査」より

8.一口メモ
「満足している」が7.2%、「まあ満足している」が52.6%。なお、2000年から多少質問項目が変更されている。また、定量データによる調査例に、世界各国の生活の質を定量的データによって導きだしランク付けしたエコノミスト誌のものがある。 http://www.economist.com/media/pdf/QUALITY_OF_LIFE.pdf

English  
 

このページの先頭へ