エネルギー・地球温暖化

2013年08月25日

 

ガソリンスタンドと一体型の水素ステーションが開所

Keywords:  化石エネルギー  交通・モビリティ 

 

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独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2013年4月19日、石油等の製造販売を行っているJX日鉱日石エネルギーと水素供給インフラの実証検証を行っている水素供給・利用技術研究組合がNEDOの事業において、日本で初めて神奈川県にガソリンスタンドと一体型の水素ステーションを開所したと発表した。2012年11月の一般高圧ガス保安規則の改正を受け、市街地への高圧圧縮水素スタンドの建設が可能となったため。

燃料電池車(FCV)の本格普及期での水素の大量供給を想定し、ガソリンのサプライチェーンと同様、供給する水素は製油所などで大量かつ効率的に製造輸送し、ステーションで蓄圧器(ボンベ)に貯蔵する。

同ステーションは商用運用として、場所の選定から設計・設備仕様、許認可手続きや建設など一貫した実証を行う位置づけとなる。NEDOが愛知県に建設した、とよたエコフルタウン水素ステーションや神の倉水素ステーションの2か所についても同様に実証データを取得し、今後のインフラ整備の活用に期待したいとしている。

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