2010年11月18日
流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは2010年7月26日、グループの従業員約11万人を対象に各家庭の電力使用量削減を目的とした「セブン&アイ省エネエコ得キャンペーン」を実施すると発表した。期間は、年間の電気使用量がピークとなる夏期8月~10月の3カ月間。
キャンペーンの概要は、従業員が待機電力の削減やエアコンの温度設定の変更など、各家庭において省エネ生活を実践し、3カ月間の累計電気使用量が前年比に対し、一定量以上削減した場合には、抽選で総計1,300人に総額500万円分相当の電子マネーポイントが付与されるというもの
同社は2008年に「環境宣言」「地球温暖化防止に関する基本方針」を策定し、店舗における省エネ対策等の温室効果ガス削減に向けて取り組んできた。日本の温室効果ガス排出量は、特に家庭部門で2008年に1990年比で34.2%も増加しており(全体に占める割合は約14%)、企業努力による削減とともに、各家庭における取り組みが喫緊の課題になっている。
同社では、今回のキャンペーンが家庭での意識啓発となり、一人ひとりの省エネ生活を通じて温室効果ガスの削減に寄与できるものとしている。
セブン&アイ省エネエコ得キャンペーン
http://www.7andi.com/news/pdf/2007/2010-0726-1358.pdf
登録日時:2010/11/18 06:00:15 AM