エネルギー・地球温暖化

2005年08月01日

 

東京都「エネルギー環境計画書」創設

Keywords:  地球温暖化  企業(非製造業)  地方自治体 

 

東京都は2005年4月1日より、電力会社に対し「エネルギー環境計画書」の提出と公表を義務付け、都の温暖化対策を強化した。

この制度は、都内に電気を供給している事業者(一般電気事業者・特定規定電気事業者)に、「CO2排出係数(電気1キロワット時あたりの温室効果ガス排出量)の実績と削減目標」、「再生可能エネルギー導入の実績と目標」を、報告書、計画書として提出し、公表することを条例で義務付けたもの。

都はすでに、エネルギー使用量の大きい事業所に対し「地球温暖化対策計画書」制度を義務付けており、エネルギーの需要側と供給側双方に温暖化対策を義務付けることによって、再生可能エネルギーの普及拡大と環境性にすぐれた電力の選択を促進することをめざしている。

都が率先してこのような実効性のある施策を開始することで、政府や他の自治体をも巻き込み、日本としての温暖化対策を大きく促進することが期待されている。




登録日時: 2005/08/01 10:59:25 AM

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