エネルギー・地球温暖化

2005年06月04日

 

東松山市、地球温暖化防止キャンペーン「コマメ宣言」の取組み結果を発表

Keywords:  地球温暖化  地方自治体 

 

埼玉県東松山市は、環境フェアや市制50周年記念市民祭りなどの際に募集した「コマメ宣言」の結果を2005年2月15日発行の広報で発表した。コマメ宣言は、毎日の生活をこまめに見直すことで地球温暖化を防ごうというキャンペーン。イベントに来場した約3000人が10項目の取り組みから1つを選び宣言をした。

選んだ取組みの内訳は、「テレビは見たい番組だけ選んでコマメに節電(18%)」や「冷暖房はコマメに1℃控えよう(14%)」などが比較的多かった。

宣言をした約2割600人弱から報告があり、10項目のうち半数以上がバッチリできたと答えているのは、「お風呂の残り湯をコマメに洗濯に使おう(53%)」と「冷暖房はコマメに1℃控えよう(51%)」の項目で、次いで「夜中のジャーの保温をコマメに止めよう(45%)」、「コマメに買い物袋を持ち歩こう(43%)」、「コマメに1日5分間アイドリングストップ(42%)」の順となった。

残りの4項目は、「車の運転を控えてコマメにバスや自転車を利用しよう」「シャワーを一日一分コマメに節水」「家族同じ部屋で団らんしてコマメに節約しよう」「電気製品の主電源を切って、コマメに節約」。

それぞれの項目について評価を平均し、1人の取り組みが1世帯あたりの二酸化炭素排出量をどのくらいの割合で減らせたか換算すると、10項目の合計で約8%になった。この結果から、京都議定書に定める6%の削減は十分クリアできるとしている。






登録日時: 2005/06/04 05:21:29 PM

英語記事はこちら


 


 

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