エネルギー・地球温暖化

2004年01月02日

 

川口市、エコライフデーの取り組みで二酸化炭素排出量を23%削減

Keywords:  地球温暖化  NGO・市民  地方自治体 

 

2003年6月29日、川口市で市制施行70周年記念事業の一環として、エコライフデー2003が実施され、大きな効果を上げた。エコライフデーは、地元のNGO川口市民環境会議が「まず1日だけ、環境のことを考えた生活をしてみよう」と具体的な行動を示して始めた取り組みで、今年で4年目。参加者に参加状況を報告してもらい、集計することで、全体の効果を測る。

市と市教育委員会の協力もあり、市内の小中高校生やその家族も取り組んでいる。今年は28,904人が参加、この1日で3,105,823gの二酸化炭素排出量を削減できた。この削減量は、223本の木が1年間に吸収する量に相当する。

当日は、1週間前の22日と比較して気温が高かったにもかかわらず、電力消費量は473,000kWh、水道送水量は1,066m3、少なかった。CO2排出量に換算すると、約171トン、1日で参加者1人当たり約6kgのCO2を減らしたことになる。日本人1人1日当たりのCO2排出量が26.11kg(2001年データ)であることから、23%の削減に相当し、エコライフデー当日は京都議定書をクリアしたことになる。






登録日時: 2004/01/02 12:03:08 PM

英語記事はこちら


 


 

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