2012年09月13日
Keywords: 再生可能エネルギー 交通・モビリティ 企業(製造業) 地方自治体
神奈川中央交通は2012年6月1日から2カ月間の予定で、バイオディーゼル燃料(BDF)を用いた路線バス運行の実証実験を開始した。実験に用いるBDFは、中南米原産の樹木であるヤトロファの種子から精製された再生可能エネルギーで、通常の営業運行をしている路線バスに用いるのは日本で初めて。
ヤトロファは中南米や東南アジア、アフリカに広く分布している樹木で、乾燥に強く耕作不適地でも栽培でき、併せて非食用であることから、食糧生産と競合しないとされている。種子の量は1ヘクタール=5トン/年で、種子からは上質油部分のみで35%が取れ、これは大豆の約5倍、ナタネの約3倍もの油になる。
BDFスクールバス運行開始 鳥取環境大学(関連のJFS記事)
登録日時:2012/09/13 06:00:15 AM