2010年06月30日
日本国政府は2010年1月26日、2009年12月のCOP15の「コペンハーゲン合意」に関し、同合意への賛同の意思を表明するとともに、条件付きの「2020年に1990年比25%削減」という目標を、気候変動枠組条約事務局に提出したことを発表した。
2009年12月のCOP15でまとめられた「コペンハーゲン合意」に関して、気候変動枠組条約附属書I国は2020年までの排出削減目標を、非附属書I国は削減行動を、それぞれ2010年1月31日までに、規定の様式に基づき、気候変動枠組条約事務局に提出することが求められていた。
これを踏まえて日本国政府は、閣僚委員会の了承に基づき、「コペンハーゲン合意」への賛同意思を表明するとともに、2020年の排出削減目標として、「90年比で言えば25%削減、ただし、すべての主要国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築及び意欲的な目標の合意を前提とする」との内容を、気候変動枠組条約事務局に提出した。
コペンハーゲン合意への賛同・排出削減目標の提出について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12036
登録日時:2010/06/30 06:00:15 AM