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2006年01月28日

 

持続可能な日本を測定する指標 - 環境(Nature)/環境教育・システム

N-5. グリーンコンシューマの割合

1.現在値
29.9%(2003年度)

2.現在の得点
(2050年を100点満点として) 30点
※得点算出法:
(現在値-最低値)/(2050年の目標値-最低値)*100

3.指標の解説
グリーンコンシューマとは、環境に配慮している製品に対して購買意欲がある消費者のことである。グリーンコンシューマが増えることで、環境配慮商品の市場での流通が増え、商品のライフサイクルでの環境負荷が下がっていく。
現在、学校やコミュニティ、企業での環境教育導入が進んでいるが、その成果は一人一人の消費行動の変化に結びつく必要があるという考えから、この指標を選んだ。

4.2050年の目標
100%

5.将来あるべき姿
100%

6.あるべき姿と目標値の理由
数値は「物・サービスを買うとき、環境への影響を考えてから選択している」という問いに、「いつも行っている」「大体行っている」と回答した人の割合。
日常生活を起因とする環境負荷が十分に低い状態においては、購買の際に環境配慮することは意識としては「あたりまえ」の状態になっているはずであるなので、あるべき姿、2050年の目標値は、この割合が100%に達していることとした。

7.出典
環境省「環境にやさしいライフスタイル実態調査(国民調査の結果)」より

8.一口メモ
「環境と経済の好循環ビジョン-健やかで美しく豊かな環境先進国へ向けて」(環境省中央環境審議会総合政策部会環境と経済の好循環専門委員会報告)(平成16年4月19日)は、2025年の目標値を80%としている。

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