JR西日本、大阪駅に2011年完成予定の新ビル内に「天空の農園」

旅客鉄道会社のJR西日本は2010年５月28日、2011年春大阪駅に完成予定の大阪ステーションシティ内のノースゲートビルディング14階屋上に「天空の農園」をつくると発表した。大阪駅はJR西日本内で最多の利用客があり、駅周辺は西日本最大の繁華街、ビジネス街となっている。

「天空の農園」には畑や水田が設けられ、大阪駅の直上で一般の人が土に触れることができる。JR西日本では現在、運営方法について、作物を育てたり、ここで栽培された野菜や果物を多くの人が実際に楽しむことのできる参加型の広場運営を検討している。また、ゴミの肥料化など環境面での取り組みについても検討中である。

新しく完成する大阪ステーションシティ内には「天空の農園」をはじめ、「水」「緑」「時」「エコ」「情報」という共通のテーマを設けた８カ所の広場が設けられる。それぞれの広場ではこの５つのテーマをいろいろな形で感じられるような演出が考えられている。